このブログを読むすべての人に「気づき、学び、成長を。」

リモートワークにおける人材と組織の開発 

f:id:cbase_watanabe:20200529164747j:plain


こんにちは!コンサルタントの菊地です。今年度も本格的に始まり、360度評価を含む組織サーベイのお問い合わせを多く頂いております。その中で、実際にヒアリングを通して特に多いと感じる課題は「如何にして生産性高いリモートワークを実現するか」です。貴社でも暗中模索の中、進めていらっしゃるのではないでしょうか?

 

リモートワークの推進はここにきて、ある傾向とポイントが見えてきました!

 

各社では「withコロナ?」を前提に如何に企業活動をしたらよいかを議論しているようです。紙面でも、塚田農場の居酒屋事業から弁当事業への大転換、星野リゾートのマイクロツーリズムの戦略展開等、如何にコロナを機会と捉えて「我社としての価値を提供するか」という事業レベルの再定義の議論が多いようです。

 

「withコロナを如何に生き抜くか」「生産性の高い働き方を如何に実現するか」が益々重要になってくる中、リモートワーク整備をこれからの『競争力の源泉』と捉える企業も多くあり、今回は社内実施のサーベイを基に見えてきた傾向と今後に向けたポイントを記載いたします。

----------------------------------------------------------------------------------
組織で取り組むステップは様々ですが、似たような課題感や問題が発生してます。
(【参考】CBASE開発リモートワークサーベイ、弊社とお客様での取り組み情報)

 

【第一フェーズ】
 ⅰ:ハード面と環境整備
   PC配布 WIFI導入 オンラインコミュニケーションの導入
 ⅱ:ソフト面の環境整備
   報連相のルール化 会議体の設定 会社シフトの作成

 

【第二フェーズ】
 ⅰ:業務開始 1週間後
   孤独感 瞬時性のないコミュニケーションからのストレス Zoom疲労 
 ⅱ:業務開始 1ヵ月後
   物理的リモート環境面は一部向上するもメンタルダウン傾向 運動不足からの体重増
   マネジメント層への業務負荷増大、メンタルダウンも拡大 勤務時間の増加
 ⅲ:業務開始 2ヵ月以降
   メンバー層の業務遂行力が一部上がるも、マネジメント層のメンタルダウン傾向は断続的に続く

  (生活へ の楽しみ、疲労の項目が顕著)

   欠席率も一部向上 勤務時間の断続的増加

 

【第三フェーズ】
 ⅰ:業務負荷、メンタル状況共に各職場によって大きくバラつきが発生

 ⅱ:勤務時間の増加傾向続く
   マネジメント層でも大きくバラつきが発生

  「メンバーの自律」にいけるか「上司依存」のままかが分かれ道??

 

「上手くいっている」「いっていない」は各社、各職場によって大きくバラつきがあります。その中でも、共通しているのが「マネジメント層への負担拡大」です。

 -------------------------------------------------------------------------------------------------

上記が、弊社内で実施をしているリモートワークサーベイのデータから読み取れる傾向です。お客様との打ち合わせで紹介をしても、納得度が比較的高いです。

貴社では如何でしたでしょうか??

 

今後、検証を進めていきますが、リモートならではのマネジメントを通じてメンバーの自律性を引き出せるかがキーとなるのではないかと考えてます。目的を伝え、如何にタスクを分解してメンバーをアサインして任せきるか。それが出来ないマネジャーが仕事を抱え込んだり、無理にメンバーに移管し現場で様々な問題が発生しているようです。同時に、如何にメンバーの自律性を引き出し、マネージされなくても、自ら考え行動できるかが、第三フェーズ以降に繋がってくるのだと思います。

 

リモートワークの生産性の拡大には、オフィス環境よりも質的に異なる「マネジメントスキル」と「現場の自律した動き」が必要で、人材面からと組織マネジメント活動面の両面からの開発が求められます。